12月
23
2006

もういくつ寝るとー…のお正月です。
今年の雀おどりのお正月のお菓子を順番に紹介していきます。
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一番目は、栗善哉(くりぜんざい)です。
「ぜんざい」ってこういう漢字書くって知ってました?
昔偉いお坊さんが、お正月にぜんざいを食べてあまりの美味しさに思わず
「善哉(よきかな)!」と叫んだとか。
ぜんざい用に炊いた小豆の粒餡と、大粒の栗が5個で500g。
手鍋の中に全量入れ、300cc前後のお水を加えていただいて、煮立たせてください。
全部でおわん約5杯分です。
お好みで水の量を調節いただいたり、お餅や白玉団子を加えても美味しいですよね。
そのままバタートーストに塗って、
名古屋名物の「小倉トースト」にしていただくこともできますよ。
栗善哉 1050円 [通販可]
原材料 小豆・砂糖・水飴・栗(甘露煮)
賞味期限 約15日
内容量 500g
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通信販売でも受け付けます。
お正月だから楽しめる、家族の団欒のときをお愉しみください。
12月
19
2006

さて、今年もあと半月ほどです。
先日、お客様に
「ウチの近所に「雀」のついたお菓子屋さんがあるんだけれど…。」
というご質問をいただきました。
現在ざっと電話帳で調べて、
名古屋市内だけでも「雀」のついたお菓子屋さんは結構あります。
残念ながら私たちも把握できてません。
そもそも把握すべきモノでもないかも。笑
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のれんわけという制度があります。
丁稚から始めて、独立するときに修行先の名前を一字もらうことがあります。
苦労した思い出と誇りをこめて、一字もらうわけです。
でも、長い歴史の中で行われているのでどんどん増えますし、
それぞれのお店で代替わりされ、一概にどうこう言えるものでもないですが。
お菓子業界に限らず、弛みない努力で、
本家より大きくなるお店の例もいくらでもありますし。
街で、「雀」の看板がついたお菓子屋さんを目にすると、
知らないお店でも、なんともいえない嬉しい気持ちになります。笑
いつかそれぞれの苦労を肴に、忘年会とか開けるといいですね。
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先日先輩の洋菓子屋さんとお話していたのですが、
「うちらの業界は、創業100年なんてゴロゴロしてるよねー。」と言われました。
そうですね。確かに。 みんな看板を大切に働くことが、大好きなんですねえ。
(ちなみに凛々しい肖像写真は、ウチの本店の看板を作っていただいた三浦龍堂氏です。)
12月
19
2006

さて、皆さんは「ういろ」と「ういろう」の違いをご存知ですか?
表記上の違いですが、会社によって書き方が違うわけです。
もちろん会社によって、原材料も製法も違うので違って当然なのですが…。
…あ、ややこしい。
もともと「ういろうの歴史」は、中国の官職を示す外来語が始まりです。
「外郎」かな?
小田原では薬として販売してるところもありますよね。
名古屋だけでなく全国各地に「外郎」を扱ってるところはあるのですが、
読みにくいのでひらがな表記にしてるところがたくさんあるわけです。
ちなみに今資料集めててWIKIPEDIAと開いたり、
山口のういろの作り方とか図解入りで見たりしました。勉強になりますね。w
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商標で裁判になったりすることもあるぐらいですから、
デリケートな問題なのかな?
傍から見たら似てるモノを正統だとか、元祖だとかことさら違いを言い立てるのは、
あんまりカッコのいいものではないですね。
まあ、オヤジや爺ちゃんが代々大切にしてきたものを、勝手に使いやがってけしからん!
という気持ちはわからなくはないですけれど、
お互いに語るに足りる仕事の歴史があるということはすばらしいということで。
良いか悪いかは、…お客様次第ですね。
(で、私の場合、何でいまさらそんな話かといえば、ちょっとした検索対策です。
ういろうが一般名詞なんですって…。ひえー。笑)
12月
08
2006

一口ういろです。
黒糖・白・桜・栗抹茶・ぜんざいです。
ういろは、米から作ります。
大好きな人は多いですが、意識してないとなかなか口に入らないお菓子ですね。
嫌いとか、食べたことないとか。
そういう人にこそ、
絶対食べてもらいたいと思って作っております。w
だから雀おどりにお買い物で来ると、
お盆にのせて、お茶と一緒に出てくることがあります。
ただでもいいから、絶対食べてもらいたいからです。
でも、…無いときは、ありません。w
12月
04
2006

雀おどりでは、採用で新卒の学生さんをお願いするときもあります。
今年もありがたいことに、何人かの学生さんがやって来てくれました。
中には他県から通いの希望であったり、えらく遠方であったりします。
過去にも、お隣の岐阜県などから通勤希望の学生さんだったり、
実家が遠くて一人暮らしで勤めていただいた方もあります。
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「何でウチで働きたいの?」と、お尋ねすると、
「お菓子が大好きです。お菓子屋さんで働いてみたい。」とか、
「街で働きたい。」とか理由もさまざまです。
でも、仕事は毎日です。
通勤に1時間半も掛けると、一日が3時間減っちゃいます。
雨の日も、風の日も、お腹が痛い日もあります。
家族の協力も必要です。
「お菓子屋さんで働きたい夢。」は、入店初日でかないますよ。笑
二日目からの目標は何にしましょうか?
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今日のお客様がやってくるのは、以前の人の仕事が良かったおかげ。
次回お客様が来るのは、今日の仕事が良かったおかげ。
お客様の遠い思い出話にも、先輩の仕事が出てきます。
仕事の出会いは、不思議です。
一枚の履歴書で知らない人間同士が出会い、励ましあい、
家族や友人や恋人よりも長い時間一緒に生活していくのです。
なぜだか一生の付き合いになったりします。
とってもロマンチックな反面、現実も厳しいです。
やりたい仕事より、自分が生かされる仕事。
働くからには、会社は良い人生が送れる場にしたいですものね。
12月
03
2006

…もう,6ヶ月も前の話ですが。
今年(2006年)の5月25日で、50年近く続いた広小路通りに面した支店を閉めました。
ティファニーとアルマーニの間の小さなお店でした。
歴史のある板種ビルの一階にあり、
同じく栄3丁目にある本店と比べると、半分ほどの広さのお店でした。
栄(さかえ)という場所は、私が子供時分から
たった30年ほどの間にも、ずいぶんと大きな変貌をしています。
名古屋という街が全国的になり、市内が周辺地域も巻き込んで
どんどん大きくなるにつれて栄の町並みも様変わりしました。
(この写真は、昭和30年代の栄交差点・広小路大津・現在の三越前です。
正面の看板が、今のティファニーですね。)
地下鉄が走り、路面電車が廃止されました。
たくさんの屋台が並ぶ広小路通りの下にも、
巨大な地下街を作り(端から端まで軽く1キロはあります。)。
テレビ塔を中心にした先進的で明るい都市計画。
たくさんの高速度尾路ができて、週末には大勢の人が遠方より押し寄せます。
時代が変わり、今ではプレミアムブランド店が立ち並ぶファッションストリートになりました。
高層ビルのビジネス街である名古屋駅とは対照的に、
栄地区は路地裏まで雰囲気のある、どんどん個性的な街になります。
雀おどりも、もっと良い店になるべく直営一軒でやるための判断でした。
結果的には、予想したより良い流れに行っている実感もあります。
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ただ、最近になってお客様から閉店を残念がるお話も、耳にします。
ありがたいことにお客様は、
昔の話をする際には必ず「思い出」を一緒に話してくださいます。
娘時代の思い出や、OL時代の思い出。
そこには、友達やお父さんや、優しいおばあさんが登場します。
私たちは、そうした歴史にも一緒に幕を下ろしてしまったかと反省しながら、
今後の店の大切な財産として、何より私たち一人づつの人生の
大事な思い出を作っていくためにがんばります。
12月
03
2006

こんにちわ。師走です。
ついに「もっとブログを更新して欲しい。」と、コメントいただけました。笑
ありがとうございます。…そうですね。
毎日当たり前の日常を、時々切り離してブログに書き込みます。
仕事に気持ちを入れるのに、ブログはすごく励みになります。
(更新がないときは、「流されてる」かも知れません。)
GOOGLE ANALYTICSを使うと、
こんなブログでも、海外から見てくれてる人だっていることがわかり嬉しかったです。
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写真は、「空也」というお茶菓子です。
羽二重餅に、粒あん。黄な粉がけです。
雀おどりでは、毎年年末になるとこのお菓子を作るのが恒例です。
今年もあと1ヶ月。 締めていきましょう!
11月
19
2006

当店の最高齢顧客でTさんという方が見えます。
今年でなんと95歳。ご自分で車を運転していらっしゃいます。
Tさんは、自動車屋さんで若いころ実はうちの爺さんと仲が良かったらしく、
昔の話を良くされます。
戦前の名古屋の街並みの話を昨日のように生き生きと教えていただけます。
大須や中村の遊郭で遊んだ話や、戦争ですべて失くした話。
たくさんの友人の方の話、株の話、仕事の話、人生訓や処世術のことを面白おかしく教えていただきます。
Tさんお教えはすべて経験です。笑
「世の中で大事なことは3っつある。 1番目が健康、2番目が信用、3番目がお金だ。
この順番さえ間違わなければいいぞ。」
「仕事のお客さんは、一流と付き合え。そうすれば間違いない。」
「今の世の中は売れなくて何ぼ。売れなくて店が潰れないなら、怖いものないぞ。」
「戦争3回、地震は2回、大型台風は1回経験したぞ。
きのうまでの資産が、あっという間に負債になるぞ。」
「人に言えない苦労でもっと会社を大きくすることと、
有り金全部使って無一文になる生き方とどっちが幸せだ?」
なにやら、95歳とは思えない非常にビジネスライクで実践的な教えですが、
やはりこうした方と知り合える仕事は、「ありがたい」ですね。
11月
19
2006

今日お店に、TVの方が「味噌ところてんを取材したい。」と来店されました。
すごく嬉しかったので、喜んでお話を伺いました。
でも何だか番組の内容が、愛知の変わった食べ物。
みたいなお話で、「なんと味噌味のところてんがあります!」という
『仰天グルメ』っぽいお話でしたので…。
…嬉しさ反面、心中少々複雑です。
変わったもので、話題作りという気持ちでやってるのではなくて、
昔爺さんが子供のころに食べた味を再現してみたものと聞いています。
お客様に、もう一度来ていただけるような店をいつも目指しています。
テレビに取り上げてもらえて一番喜んでいただけるのは、いつも使ってくれるお客様。
あと、毎日通ってきてくれるスタッフだと考えています。
できれば、いつも食べてる方が喜んでいただけるよう
きちんとご紹介いただけるようお願いしました。
それにしても…赤みそのところてん。
創作でも冒険でもなく、普通に自然においしいと思うんだけどなあ…。笑
11月
19
2006

きょうは、お休みとって東京へ行ってきました。 銀座の歩行者天国です。
新しいお店も、古いお店もがんばっててたくさんエネルギー貰ってきました。
やっぱり名古屋が好きですが、たまには旅行者になると、逆に日常的に見過ごしていることにいろいろ気が付かされますね。