12月 28 2010
会社見学(今年書いておきたいこと④)
今年は、中学生や高校生が2.3度くらい会社見学に来ていただきました。
いろいろあるんですね。近頃は。
中には、一週間のインターンシップなんていうのもあり、
仕事のインタビューだけではなくて、実際に2日間一緒に働いてみたりという方もありましたね。
2、30年ほど前、私の子供だったころはそうしたイベントもあんまり無かったような気がします。
ネットなど使って情報収集して、自分たちで電話やメールでアポイントをとり、
当日も班長が中心になって、何人かのグループで来ていただきます。
班長がしっかりした女のコが多いのも、ご時勢でしょうか?
男子はちょっとだらしない。 笑。 …ニコニコ優しそうに笑って、ついて来てるだけ。質問しても、へへへ。
お菓子屋だからあんまり興味ないのかな?
男子のしっかりした見学は、立ち会ったこと無いですねえ。
先日の見学の際は、事前に質問状を頂戴してインタビューが行われました。
きらきらの目をした、ショートカットのすらっとした子がリーダーでした。
こうした活動に来ていただけると、こちらもいろいろ発見があり大変ありがたいです。
励みになります。また来てくださいね。
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『 雀おどりのういろうについての質問 』
Q1「味の種類、人気の高い味は何ですか?」
… 黒糖・白・抹茶・桜・小豆が基本で、季節限定のういろを春・夏・秋冬の3種類作ります。人気は黒糖でしょうか?
Q2「毎日どれぐらい売れていますか?」
…12月1日の場合だと、一口ういろ15個いり 100個、10個いり80個、9個いり21個、5個いり270個くらい製造しています。
大体毎日これくらい作っていて、お店のほかに名古屋駅や空港・デパートでも少し売っています。
返品はほとんどありません。
Q3「作り方、おいしい味の秘密は何ですか?」
… 米粉、砂糖、還元水飴と水かな? 自然の材料で、なるべく新鮮な状態で召し上がっていただくことです。
Q4「ういろうが名古屋名物になった理由は何ですか?」
… 地元で以前から食べられていたういろを、名古屋駅や新幹線で名物として地方へ帰る人に売り出したから。
Q5「貴社の歴史、働いている人の人数、他のういろうやさんとの違いは?」
… 江戸時代終わり、安政3年1856年ごろ創業です。全部で30名ぐらい。味や包装の仕方を工夫している。
Q6「貴社で働いている人に質問です。ういろを作っているときの気持ちは?」
… おなじ作り方でも、季節などで仕上がりが違う。そろえるのが難しい。
いつも同じ出来上がりになるように気をつけている。
Q7「雀おどりで働いていて楽しいことは?」
… たくさん売れたときに、お客様に美味しいと思っていただけていると感じられて嬉しい。