7月
28
2009

大島の水饅頭。
2009年夏の新作です。
黒蜜仕立ての水饅頭生地に、さっぱりとした漉し餡。
金粉寄せ。
ねっとりとした切れの良い風味が、特徴です。
ちなみに「大島」は、黒砂糖の別称です。
和菓子屋では、材料を、主産地名で呼ぶすることはよくあります。
例えば、「宇治」 =抹茶 「吉野」 =葛 みたいに。
夏の定番になれるかな?
:大島水饅頭 210円
発送不可
4月
29
2009

甍(いらか)の波と 雲の波 ♪
重なる波の 中空(なかぞら)を
橘(たちばな)かおる 朝風に
高く泳ぐや 鯉のぼり
開ける広き 其の口に
舟をも呑(の)まん 様見えて
ゆたかに振(ふる)う 尾鰭(おひれ)には
物に動ぜぬ姿あり
百瀬(ももせ)の滝を 登りなば
忽(たちま)ち竜に なりぬべき
わが身に似よや 男子(おのこご)と
空に躍るや 鯉のぼり
こいのぼり 作詞:不詳/作曲:弘田龍太郎
■ 「鯉のぼり」 煉切製 こしあん 210円 税込
4月
16
2009

今日は、地元の清須市の保育園の給食向けに、
いちご大福を作らせてもらいました。
いちご大福の店頭での販売はしておりませんが、
特別注文ということで、保育士さんの熱意を感じます。
小粒のイチゴを、丸のままこしあんに埋めて羽二重餅で作りました。
地元緒の給食が美味しかったか評価は、
子供たちの言葉で、私たちの家に直接届けられますのでやりがいがあります。
子供たちにいつかまた思い出してもらえると、
嬉しいなあ。
3月
06
2009

きんとんは、「金団」と書きます。
金団製というと、煉り切り(白餡をベースにに求肥や山芋・葛をつなぎにして加えたもの)や、
羊羹(小豆餡を寒天と炊きあわせて冷やして固めたもの)で作るのが一般的です。
餡を専用の金団ふるいで裏ごしして、
そぼろ状になった餡を、箸でまとめて餡玉(主に粒餡)にくっつけていきます。
一本づつの餡の隙間に空気を含んでいるので、
喰い口(口に入れた時の食感)がふんわりとした仕上がりになるのが特徴です。
手のひらの上で、くるくると菓子を回しながら、
一定の間隔で、同量の餡を箸でつまんで載せていきます。
リズミカルにリズミカルに。笑
あまり上手ではないと、一定のお菓子を作るのはむずかしいのです。
和菓子は(仕事は何でもそうですが)、
一つ一つが主張せず、どれも同じように出来ていることが大事です。
きんとんは、
お茶菓子を作る和菓子屋さんなら、たいてい置いてある定番中の定番です。
ですから、餡の硬さや、そぼろ目の粗さ、配色、仕上げにいたるまで
そのお店の考え方が良くわかるお菓子のひとつですので、
私も初めてのお店にお伺いしたときは、買ってみて勉強します。
なかなか興味深いですよ。
・・・・
きんとんは、作り方はシンプルですが、
そぼろ餡の色の組み合わせを変えることで、
どんな季節のお菓子にもなることも魅力です。
例えば、
1月は紅と白で、左右に盛り分けて紅白梅。
寒が明けたら、黄色と薄緑で、菜の花。
3月までは、ピンクの濃淡で桃の花。
5月には水色を、6月はアジサイを、7月には若葉を。
秋には小豆餡で枯葉を、10月は橙色に赤色で紅葉を。
冬には、白でクリスマス、
で、お正月には、大島黒糖と若緑で、松になります。
さて、この時期。
桃の節句を過ぎれば、濃淡のピンクに、さらに白を重ねて抜く桜の季節です。
濃いピンク 1 : 薄いピンク 2 : 白 3 の分量です。
たったこれだけの工夫で、見違えるように美味しそうになるのです。
色が変われば季節が変わり、
季節が変われば、色が変わります。
味のほうも、
雀おどりのきんとんは、味に丸みと風味を持たせるために
練りき切り餡に薯用薯を加えています。
一度お試しあれ。
■ 雀おどり特製 桜きんとん 税込 210円
薯練り切り餡・粒餡など。
3月
01
2009

もう3月ですから、卒業式を控えてその向こうにある
新しい場所に飛び込んでいく準備を(どきどきしながら)されている方もいますよね。
この時期の薯用饅頭の焼印は、「土筆」です。
毎年春になって、このお菓子を見るたびに、思い出すんですよねえ。
…初めて、和菓子屋さんの現場に入った日。
最高に仲良しでトモダチが多くて居心地良い学校から、
誰もがたぶん経験したことのある、緊張・緊張・緊張の社会人第1日目。
自分以外は、全員仲が良くて。
だから尚更とっても場違いな気がして、
心細くて、世界中の全ての原因が自分の行動にかかっているようなカンジ。
朝から和菓子の工場に入ってても、
自分が立ってて良い場所すらわからない。
何を喋っていいかもわからなくて、カチカチの一日が終わりに近づいた頃、
ぜんぜん打ち解けない空気の中で、
工場長さんから、翌日の注文書を読み上げるよう言われたんです…。
たくさんのお茶菓子の菓銘がつづられた注文書を読みました。
お菓子の名前は、季語や歳時記を使うことも多く、
初めての自分には、どんな御菓子なのか?もさっぱり見当がつかないです。
「…つちふで」と、何気なく読み上げたら、
それまで下を向いて一心に仕事していた全員が、
ニタ~っと(音の出るような笑顔で顔上げて)尋ねられました。
「は?何だって?もう一度読んでみて?」
「ダー、これだから素人はしょうがねえなあ…。」
え? あ?
なんか読み方が違ったんだな。と、思いながらも
名前もまだよく知らない工場中の全員の先輩が、
ニコニコ顔で輪になって近寄ってきて、
「は???、フルハシ君、なんだって????」
「ツチフデ???笑」、これは、なんだっけええええ?
と、読めなかった恥ずかしい一生の思い出と、
そのあとずっと先輩に可愛がられるための
貴重な職場デビューの門出を飾った思い出の菓子になりました。
・・・・・・・・・・・・・
春からの新入生諸君!
先輩は、君たちのスマートな正解よりも、
きっと、一生懸命の失敗を心待ちにしています!
行儀良く、すくすく成長なんて望まずに、
どーんと、思い切りぶつかって行きましょう!
きっと、これからも、一生を導いてくれるような
たくさんのすばらしい出会いがありますよ~。
ファイト!
■ 土筆(つくし) 45g 漉し餡 /薯用種
税込価格 210円
2月
12
2009

節分も過ぎて、だんだん風が暖かくなってきました。
最近はブログの更新も滞りがちですが。
雀おどりでは、今年も春限定の季節ういろを作るようになりました。
上から桜・白・抹茶の三色味で、お雛様などでよく使う菱餅を模してみました。
ピンク色は、自然色素と桜の花をすりつぶして混ぜ、
白は、お米のプレーンな白さ、
グリーンは、愛知県西尾産の抹茶です。
9個で840円での発売です。
可愛い和紙のお雛様パッケージです。
よろしくお願いします。
・・・・・
さて、
先日店番をしていたところ、母子で来店されたお客様がありました。
いろいろ商品を見比べながら、季節ういろのところで目が止まり、
おかあさまが、お子さんに、
「ほら、きのうお雛様だしたときに、これと同じ三色のお餅があったよねえ。
三つの色は何の色だったか覚えてる?」
と、やさしく話しかけられました。
「なんて微笑ましくて素敵な光景だろう。お菓子屋になって良かった。」と、
思いながらも、正直、目の前で聞いていた私が、ドキッと。
エーと、「白」ってなんだっけ? 汗
菱餅の三色の由来は、皆さんご存知ですか?
正解は、ピンクは桃の花。
白は、まだ残る大地の雪。
緑は、大地の草・蓬です。
白は、大地の雪ですよ。
勉強になりました!
(と、小声でお礼言いました。)
皆さんで、自分の知ってる楽しいこと。
どんどん教えあっていきませんか?
人生は素晴らしい。 ピース。
9月
29
2008

煉栗羊羹です。
和菓子には、ういろや最中のように一年を通じて楽しんでいただけるものと、
その季節だけ、今だけ!というものの2通りあります。
その旬を楽しんでいただく上では、まさにこの姿。
生栗を2日間蜜漬けしてから、羊羹の中に放り込みます。
さらに、羊羹を煉るとき、栗の旨味がたっぷり入った栗蜜も加えます。
だから口に入れると、
菓子の全部から栗の香りが飛び出してきます。
今だけのお奨め!秋最高!
2100円/棹 250円/一切れ
6月
21
2008

またまた夏になり、金魚羹の季節がやってまいりました。
お店でじっくり販売しておりますが、
発送も承ります。
250円/個 750円/三個 1000円/四個
賞味期限 10日間
ちなみに店の池にも、新しい仲間が増えました。
(金魚じゃなくて、錦鯉ですけど。)