12月
31
2009

年末の営業も、いよいよ終わりです。
今年は、30日・31日とも忙しく、いつもより2時間早く17時に閉店したのですが、
結局シャッター閉めたのは18時。
一年の締めくくりです。
年末年始というのは、我々のようなお店にとっては、
日ごろのお客様とのお付き合いの結果がはっきり出てくる「通信簿」みたいなものです。
それだけに、まずは良かったと。
なんとなく来年への期待膨らませながら。
夕方には、雪も降り出してきました。
元旦は、銀世界かな?
今年も一年ありがとうございました。
12月
13
2009

先月の和菓子講習会で教えていただいたお菓子(のスケッチ)です。
ありがたいことに、年数度のこうした企画があり、本職同士で
それぞれのお菓子屋のご主人が交流して、
自分たちの技術を伝え合って磨きあっています。
しかし、ブログ書いていると、一年が早いです。
さて、「今年も師走…」と書いては見たものの…。
何年か前、20名ほど集まった
地元の和菓子組合の忘年会に、初めて参加させていただいたときのこと。
皆さんの周囲にもありますね? 忘年会。
メニューは、老舗の料理屋さんで味噌鍋でした。。
小さなニュームの鍋で、かしわ(鶏肉)や、太いねぎを、
赤味噌で、ことこと炊くのです。
味付けも濃厚。これぞ名古屋の味。
外は寒いのに、湯気でじんわり暖かい室内では
ホースのついた懐かしい形の小さなガスコンロの上で。
仲居さんが、せっせと取り分けてくれています。
日ごろは居酒屋ばかりで、はじめてだった私も、地元ながら
まるで昭和の30年代にタイムスリップしたような室内の雰囲気に、
「あ~。ウチの爺ちゃんもこんな感じで鍋つついてたのかな?」
と、想像したりして。
その日は、いつも怖そうな(お顔の)名古屋を代表する老舗の社長を務める先輩が、
たまたま同じテーブルでして。
先輩の手元のビールが空にならないように、と、
黙ってじっと手元に気を取られている、新顔の私に声をかけていただきました。
「わしも、20代で社長になって、もう70歳も間近になってよ。
この50年間、お客様も増えて、
看板の名もあがり、好きなことを一生懸命やってきた。
遊びも仕事も、思い切りやった。
店も大勢のお客様にに可愛がられるようになったし、
あれこれ望むことも、
もうせんならんことも無さそうで、本当に自由になったと思われとる。
ありがたいことだな。
だけどな、自分が衰えてくるぶんだけ、
せんならん(しなければならない)ことが、ようわかる。
私は、お前らに本当にがんばってもらいたいんや。
これからの業界をしょっとるお前らに、沢山がんばってもらわにゃいかんのだ。
それを伝えることが、
わしが、本当にやらなければならないことだと今思っとる。
わかるか?
わしが本当にやらなければいけないことなんだ。」
それからほんの3ヶ月。
先輩が亡くなったことを知ったのは驚きでした。
今でも忘年会になると、思い出されます。
味噌鍋食べるたびに。
また、思い出すでしょう。