1月
20
2008

秘伝の味、と聞くと①何やらすごいの想像するか、
②とってもコケオドシめいたものを感じて評価が下がるかどっちかだろうと思います。
まあそれは、どっちでもいいのですが
お菓子屋の仕事などは、基本毎日なので「秘伝」という言葉は使わないようにしています。
まあ、社内では誰にでも教えますからね。
仕事ですから。
むしろ、「家伝」という言葉がぴったりくるので好きです。
同じお菓子の作り方でもさまざまなアプローチがあります。
修行時代、とても有名な和菓子屋さんに世間話で花びら餅の作り方を尋ねたところ、
実際に工場の中まで案内してもらい、実際の道具(しかも自作!)と
配合まで教えていただき大変恐縮したことがあります。
専門雑誌の職人の配合見本だって、
でたらめ書いてあるような閉鎖的な和菓子業界ですので。
あまりにも開けっぴろげでそんな人いないので、
驚いて、どうしてそこまでするのかと尋ねたところ、
「全部自分で考えたことだ。自分で考えて工夫したから実現した。
人に聞いても同じようにやる奴なんていないし、近道通ろうとする奴は、最後までやらない。
まして、話聞いただけで同じものができるような簡単な仕事はしていない。」
と、自信たっぷりにお話されたのを思い出します。
あんまりかっこいいので、真似して
あるTV番組の取材でトコロテンの味噌たれの製法を尋ねられ、
レシピや作り方まで答えたところ、
「教えすぎではないか?」と、社内で問題発言になってしまいました。笑
それ以来、自分で考え出した配合以外は、
エチケットとして人に言わないようにしています。
自分で考えたものは、人に教えます。
(でも、不安なのであんまり聞かないでください。笑)
ちなみにウチの妻は、
学生時代にお菓子や料理が美味しいお店があると、
よく作り方を電話で問い合わせたそうです。
ウチにはそんな電話かかってきたことないですが。
…恐るべし。
1月
16
2008

きょうは、金山にある名古屋ボストン美術館へ行って参りました。
アメリカのボストン美術館で収蔵されている江戸時代の浮世絵を多数展示されています。
日本で働いたアメリカ人が、たくさんの日本美術を持ち帰ったんですね。
当時遠くヨーロッパにまで影響を与えた仕事。
100年以上も残る仕事って、こんな仕事です。
きょうも平日にもかかわらず、
たくさんのお客様がやってきていました。
どこからか集まってくるみなさんも、
思い思いの個性的なスタイルで存分に絵を楽しんでいます。
美術館って、ただ作品をみてるのに自分の時間を費やしてる気がします。
今から100年残るものってなんでしょう?
やる気のお風呂みたいな空気の中で、
作品のすみずみまで溢れる圧倒的な熱意に私も素直に感じ入ってしまいました。
1月
14
2008

やはり新年第1回目ですから、
明けましておめでとうございます。です。
去年の話もずいぶん昔のことのようですが、大して時間は過ぎてはいません。
食品関連の諸問題も「喉もと過ぎれば…」は、最も気をつけたいです。
どうやら世の中が、「環境の世紀」といわれる時代に入ってきたようですね。
ちょうど15年ほど前にインターネットが普及してきた時期と同じくらいの頻度で
環境問題について話を聞きます。
雀おどりでも、割り箸を廃止して早6年ほど過ぎようとしていますが、
もともとはゴミの減量化がきっかけでした。
毎年お年始代わりに初めた干支ばしも、ヒツジからついにネズミまできました。
(おかげ様で、徐々に楽しみにしていただいてるようで、
例年なら15日くらいまである箸が、4日の日になくなり非常に焦りました。
足らない分だけ、今だけスペシャルなオリーブ色の干支ばし使用中です。
あるだけですので、お急ぎください!笑)
ウチの箸立ては、まっ赤だよ。と喜んでいただけるお客様も、
あんまり持ち帰りいただくことは、地球に優しくないかもです。
どっちなんでしょう?笑
レジ袋排除の影響か、
最近は、手提げ袋持参の方も大勢みえて、「袋は要りません。」とおっしゃる方が多いです。
それでもご進物などで手提げ袋は必須でしょうから、
雀おどりでは、お買上げごとに「袋は、ご入用ですか?」とお尋ねすることにしました。
会社も家庭も一緒にゴミの減量化もすすめましょう。
そういえば、あっちこっちで景品でいただけるエコバッグ。
あれ、どうにかならないですかね。
やはり不用品が増えますので。
どっちつかずがまだまだ多い世の中ですが、
今年もよろしくおねがいします。